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ショーケース・ティービー、「不動産×IT」に本格参入オープンハウスとオープンランウェイズ3社業務提携

  • feedy

ショーケース・ティービー【3909】は総合不動産事業を展開するオープンハウス【3288】および、オムニチャネルやO2Oソリューションを提供するオープンランウェイズと業務提携を行い、不動産とITの融合を軸とした新商品開発のための企画及び研究開発を実施すると発表した。

■業務提携の理由・内容
日銀のマイナス金利導入に伴う住宅ローン金利の引き下げで、住宅需要が一段と高まっており、また、2020年に東京オリンピックを控え、民泊など訪日外国人の宿泊施設に関する需要も加速度的に高まっている現状で、東京を中心とする首都圏の不動産は投資物件として世界から注目され、不動産市況は活況を呈しています。
不動産業界は56兆円の巨大市場であり、「衣・食・住」という、人間が生活していく上で必須である「住まい」に関わる重要な産業分野。今後は、IoTの普及に伴いIT化、デジタル化も急速に進むものと考えられる。

オープンハウスは、仲介、戸建及びマンション開発・分譲、建築請負、流動化など総合的に不動産ビジネスを展開しており、特に東京23区、川崎、横浜を中心に首都圏エリアでの展開に強みを持っている。
オープンランウェイズは、2015年9月にショーケース・ティービーと資本業務提携し、スマートフォン・アプリの「セカイカメラ」で培ってきたAR(拡張現実)技術やO2Oアプリの「tab」による位置情報共有のノウハウを活用したソリューションの提供及び訪日外国人向けにも展開するオムニチャネルサービス「tabモール」、「+81商城」の開発・運営を行ってきている。

ショーケース・ティービーは、前述の強みを持つ2社との協業により、ショーケース・ティービーの保有する顧客基盤とWeb最適化に関する技術とノウハウを活用し、不動産向けのWebマーケティング支援、営業・販促支援を目的として提携した。
また、「WebRTC技術」を活用したオンライン内見システム、IT重説システム、外国人顧客対応支援のリアルタイム通訳システムなど不動産とIT技術を融合することで、既存のサービスの利便性を向上させ、様々なニーズや課題解決を実現することを目的として提携したとしている。

■業務提携による効果
本業務提携により、VR(仮想現実)技術やAR(拡張現実)技術を活用した新たなサービスをはじめ、不動産に関連するサービスの利便性をより高めることを目指していく。

■株式会社オープンハウス 概要
代表取締役 :荒井 正昭
本社所在地 :東京都千代田区丸の内二丁目4番1号
設立    :1997年9月
事業内容  :居住用不動産の販売・仲介、戸建住宅の開発、注文住宅の建築請負
マンションの開発、投資用不動産の販売
URL     :http://openhouse-group.com/

■株式会社オープンランウェイズ 概要
代表取締役 :谷口 昌仁
本社所在地 :東京都千代田区九段南二丁目7番1号
設立    :2015年8月
事業内容  :インターネットを利用した情報処理サービス業務、情報提供サービス業務
モバイル・デバイス用アプリケーションの開発及び販売
URL     :http://open-runways.com