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IoTヘルスケア(排泄予知)デバイス開発のTripleWJapan、約5億円の資金調達完了

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トリプル・ダブリュー・ジャパンは、鴻海ベンチャー投資のパートナーである”2020”(Director & GP:木村 敬治)、株式会社iSGSインベストメントワークス(本社:東京都港区、代表取締役:五嶋 一人)、大和企業投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川﨑 憲一)、みずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 肇)、SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉)が運営する投資事業有限責任組合、及び株式会社リヴァンプ(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:湯浅 智之)の6社を引受先とし、総額約4億円の第三者割当増資を実施。また、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:林 信秀)及び株式会社日本政策金融公庫(本社:東京都千代田区、総裁:細川 興一)から、総額で最大1億円の借入を行う。

<資金調達の目的>
今回の資金調達は、排泄予知デバイス「DFree」の開発をはじめ、ヘルスケア領域におけるIoTスタートアップであるトリプル・ダブリュー・ジャパンが、グローバル展開を見据えた戦略的パートナーシップを目的として各社への第三者割当増資等を行っている。
鴻海ベンチャー投資のパートナーである”2020”をリードインベスターとして迎え、同ファンドのLPである鴻海グループとの協力体制の構築を検討していく。具体的には、「DFree」のグローバル展開に向けた開発及び量産体制の整備に関する支援を期待。また、今後の海外における当社の主要マーケットとなる先進国、特にターゲット人口の増加が見込まれるアジア各国を中心に「DFree」のグローバルでの販売を支援いただくことも期待。
株式会社iSGSインベストメントワークスにおいては、本年6月に組成された「アイエスジーエス1号投資事業有限責任組合」として、当社が第1号の投資案件。将来的には、同ファンドの主要LPである株式会社アイスタイルと連携し、国内・海外における一般個人向けの健康・美容領域への進出を検討していく。
大和企業投資株式会社においては、新しい技術及び市場を創出しようとする国際競争力を有するものづくり企業(製造業)に対するハンズオンを掲げるファンドからの出資。製造業に対する投資実績が豊富であり、同社投資先との連携や同社のものづくりに関するノウハウを活用した助言・アドバイスをいただくことを想定している。
みずほフィナンシャルグループからは、みずほキャピタル株式会社への第三者割当増資と株式会社みずほ銀行からの借入を合わせて約1億円の資金調達を行っている。今後、トリプル・ダブリュー・ジャパンでグローバル展開を本格化するタイミングで、多種多様な資金ニーズや決済ニーズが発生することが想定され、同グループと連携することで、成長のために必要な資金を確保していく。
SBIインベストメント株式会社においては、ヘルスケア・バイオ、ICT領域のベンチャー投資で豊富な経験と実績を有しており、同社の加藤由紀子氏(2015年Forbes日本版Midas List第1位)がトリプル・ダブリュー・ジャパンへの投資担当となります。同社グループのネットワークとノウハウを最大限活用し、「DFree」の国内販売体制の整備や新規ヘルスケア事業の強化を行っていく。
株式会社リヴァンプにおいては、2015年から介護施設でのトライアルや販売体制の構築を支援。今回の資本業務提携によって、同社のネットワークや小売業で培ったノウハウを活用し、国内でのマーケティング及び販売活動を強化していく。
トリプル・ダブリュー・ジャパンでは、上記の引受先及び借入先から調達した約5億円の資金を活用して、「DFree」の製品化を実現し、ユーザーに製品・サービスをいち早くお届けることを目指していく。