株式会社 SIRC は、大阪市立大学大学院工学研究科教授 辻本 浩章(つじもと ひろあき)が開発した強磁性体の磁気抵抗効果を用いた薄膜電力センサ「辻本デバイス」の事業化のため、平成 27 年 2 月 18 日に設立された。 「辻本デバイス」は、従来手法による電力計に比べ飛躍的に小型化(3mm 角程度)でき、かつ 軽量、安価である等の特徴を有し、交流電力、直流電力共に精度よく測定することができる。 電力、力率、高調波、周波数別電力等をリアルタイムにアウトプットできるという多機能性を生かし、微小部位に設置することによる織密な省電力ソリューションの提供を展開する予定。 また、辻本デバイスの特徴である乗算機能を用いた新しい機能創出、たとえば超音波計測、医療応用、情報処理デバイスとしての応用を進めます。株式会社 SIRC は、センサ(辻本デバイス) 技術を世の中に還元し、安心安全でよりスマートな新しい省エネルギー社会の実現を目指す。