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送金・決済システム開発のKyash、総額10億円超の資金調達実施

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送金・決済システムを開発する株式会社Kyash(本社:東京都港区、代表取締役:鷹取 真 一、以下 Kyash [キャッシュ] )はこの度、FinTechの送金・決済領域において無料送金アプリ「Kyash」の提供にあたり、第三者割当増資による総額10億円超の資金調達を実施することに合意し、同時に 三井住友FGおよび電通グループと業務提携を開始したと発表した。
また、三井住友銀行元副頭取の箕浦 裕氏を顧問に招聘した。

【シリーズAラウンドの資金調達について】
Kyashは2015年7月に金融機関を含む3社による総額約1億7,000万円の資金調達に続き、2度目の資金調達。今回は、日本を代表するベンチャーキャピタル、金融 機関や事業会社の本体からも資金調達を行うこととなった。Kyashが目指す「次世代の価値交換インフラ」について、確かな投資経験・実績を持つ企業からも高い評価をいただいたとしている。

今回の資金調達により、Kyashは人材強化とマーケティング活動、セキュリ ティの向上を図っていく。

第三者割当増資の引受先は以下の通り。
– 株式会社ジャフコ*(本社:東京都千代田区、以下「ジャフコ」 )
– 株式会社三井住友銀行(本店:東京都千代田区、以下「三井住友銀行」 )
– 伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、以下「伊藤忠商事」 )
– 株式会社電通デジタル・ホールディングス*(本社:東京都港区、以下「電通デジタル・ホールディングス」 )
– みずほキャピタル株式会社*(本社:東京都千代田区、以下「みずほキャピタル」 )
– SMBCベンチャーキャピタル株式会社*(本社:東京都中央区、以下「SMBC VC」)
(*:運営するファンドにて引受)

【三井住友FG、電通グループ、伊藤忠商事との業務提携について】
Kyashは、サービス開始にあたり、金融機関との連携の一環として、三井住友FG1と 業務提携契約を締結し、当サービスの普及に向けた協業を検討してまいります。また、株 式会社電通および電通デジタル・ホールディングスとはサービスデザインおよびマーケティングパートナーとして協業していく。伊藤忠商事とは、グループ企業や取引先に対し、Kyashの決済プラットフォームを活用した新規事業の開発を通じて当サービスの普及に向け協業していく。

【箕浦 裕氏の顧問就任について】 三井住友銀行の国際部門のM&Aや事業提携領域において同行の海外展開をリードされた。箕浦氏の金融機関の経営・組織運営に関する豊富な知見とネットワークにより、 Kyashの経営体制の強化を図っていく。

【箕浦 裕氏 プロフィール】 1978年4月に株式会社三井銀行(現:株式会社三井住友銀行)入行。ニューヨークでの クロスボーダーM&A業務を経て、2006年執行役員国際統括部長、2012年4月より取締 役兼副頭取執行役員に就任。CEO特別補佐(海外業務関連)および特命担当を務める。 2015 年5月から米系投資銀行グリーンヒル・ジャパン株式会社代表取締役社長。

【株式会社Kyash 代表取締役 鷹取 真一 プロフィール】 早稲田大学卒業後、三井住友銀行に入行。同行の法人営業を経て、経営企画の国際部門 担当として海外拠点設立、金融機関との提携戦略・新規事業や海外出資案件を担当。その 後、米系戦略コンサルファームの日米拠点にてB2C向け新規事業に携わる。2015年1月
に株式会社Kyashを創業し、FinTechスタートアップとして新たな決済システムの構築に 従事。2015年9月より一般社団法人FinTech協会の理事。