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東京大学協創プラットフォーム開発、BeyondNextVentures1号投資事業有限責任組合へのLP出資を決定

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東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「UTokyo IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「IPC1号ファンド」)は、大学発ベンチャーを中心としたシード・アーリーステージのベンチャー投資を行うBeyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区日本橋本町、代表取締役社長 伊藤毅、以下「BNV社」)が運営するBeyond Next Ventures 1号投資事業有限責任組合(以下「BNV1号ファンド」)に対して、約5億円を上限とするLP出資を行うことを決定した。

IPC1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としている。その具体的な運用として、まずシード・アーリーステージの東京大学関連ベンチャーをハンズオンで支援する複数のベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)を予定しており、BNV1号ファンドへの出資はその第一弾投資となる。

2014年に設立されたBNV社は、国内大手のベンチャーキャピタルで産学連携投資グループの責任者を務めるなど、大学発ベンチャーへの投資・支援に多数の実績を有するメンバーで構成。「起業家と共に、大学などの高度な技術シーズを実用化し、新産業創出と人材輩出により社会に貢献する」ことをミッションに掲げており、複数の大学発ベンチャーへ投資・支援活動を展開中。

2016年2月に組成されたBNV1号ファンドは、独立系VCの1号ファンドとしては最大規模のもので、現在10社の大学発の研究開発型ベンチャーに投資を行っている。また、BNV社は科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム(START)の事業プロモーターや、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の認定ベンチャーキャピタルにも採択されている。最近では、シードアクセラレーションプログラム「BRAVE」を複数の大手事業会社とともに立ち上げ、技術をベースとして実用化・事業化を目指す研究者に対して、その夢を実現するための知識・ノウハウと人的ネットワークを提供する試みを開始している。
上記のような実績に加え、BNV社は東京大学発のベンチャー企業への投資実績も豊富に有していることから、UTokyo IPCの目指す東京大学のイノベーション・エコシステムの構築に寄与してもらえると大いに期待し、この度の出資を決定した。

今回のLP出資にあたりBNV社の伊藤毅社長は、「この度のIPC1号ファンドからのご出資を受けて、あらゆる分野で世界最高水準を目指し、優れた研究成果と実用化への強い意欲を併せ持つ東京大学の研究者を、早期の段階から支援できる体制が整うことを大変嬉しく思います。東京大学およびUTokyo IPC社との連携を深め、東京大学の持つ優れた技術シーズの実用化・事業化をさらに推進してまいります。」と抱負を語っている。

UTokyo IPCは、BNV 1号ファンドへのLP出資と、BNV社との協力関係を構築することで、東京大学関連ベンチャーの更なる育成促進をすすめていく。

Beyond Next Ventures株式会社について
設立:2014年8月
所在地:東京都中央区日本橋本町1-4-3 日本橋ムロホンビル1
代表者:代表取締役社長 伊藤毅
URL:http://beyondnextventures.com/
認定等:JST 大学発新産業創出プログラム(START)における事業プロモーター
NEDO 研究開発型ベンチャー支援事業に関するベンチャーキャピタル
総務省 ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(UTokyo IPC)について
概要: 東京大学関連のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立:2016年1月
株主: 国立大学法人東京大学(100%)
所在地:東京都文京区本郷三丁目40-10 三翔ビル本郷6階
代表者:代表取締役社長 大泉克彦
URL:https://www.utokyo-ipc.co.jp/