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SBIインベストメント、仮想通貨のプラットフォーム提供の英WirexLimitedに出資

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SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉)は、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、Wirex Limited(本社:英国ロンドン、以下「Wirex社」)への出資を行ったと発表した。

Wirex社はビットコインをはじめとした仮想通貨を、世界中のVISA/Masterネットワークで利用できるプラットフォームを提供している。Wirex社のアプリ上で仮想通貨を米ドルやユーロ、英ポンドへと瞬時に交換することが可能となっており、その法定通貨をプリペイドカードにチャージすることで世界中のVISA/MasterのATM、加盟店等のネットワークで利用が可能となる。既に世界130ヶ国で50万人以上の会員を有しており、今後更なる利用者の拡大が見込まれている。なお2017年上半期中には日本円との交換も可能となる予定。

SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」(名称:FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額:300億円)を設立。同ファンドを通じて、国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めると同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施していく。 SBIグループでは引き続き、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、FinTechベンチャーへの投資を拡大していくとともに、グループ内の金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を順次取り入れていきたいと考えているとしている。