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八面六臂、総額2.4億円の第三者割当増資を実施累計調達額は約11億円

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八面六臂株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:松田雅也)は、今回SMBCベンチャーキャピタル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石橋 達史)、SBIインベストメント(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:川島 克哉)、池田泉州キャピタル(所在地:大阪市)、三生キャピタル(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:大橋伸行)、他個人投資家を引受先とする総額2.4億円の第三者割当増資を実施した事を発表した。
今回の増資による累計調達額は、約11億円となる。

【第三者割当増資の背景】

飲食店向け生鮮食品流通業界はサプライチェーンマネジメントが難しく、またIoT導入も不十分であった。そこで八面六臂では設立以来、フルフィルメントやロジスティクスを強化し、倉庫内管理システムや配送管理システム、顧客管理システムを社内開発してきており、また2014年9月から構築していた物流機能を集約し、1都3県のラストワンマイル物流網をより強固にするべく、八面六臂物流株式会社を2016年1月に設立し、2016年4月にエキスプレスネットワーク株式会社(ヤマトグループ)とも資本業務提携をした。
特に配送管理システムの強化に取り組んでおり、IoTシステムによって管理されたドライバーネットワークを自社構築することで、最適な配車管理だけでなく、分単位での納品予定時間の顧客向け自動通知サービスなども実現している。

【第三者割当増資の目的】

同社は、料理人向けEC事業における国内No.1サービスの地位を確固たるものにするため、引き続き、フルフィルメントやロジスティクスの強化に取り組んでまいります。またプライベート&オープンDMPを活用したWEBマーケティングも強化していく予定と、述べている

【八面六臂の概要】

八面六臂は2011年4月より1都3県の飲食店向けeコマース事業を展開している。既存の中央卸売市場経由の仕入れだけでなく、全国の産地市場や生産者からの独自仕入れを構築し、さらに自社物流による店舗配送網によって、低価格と高品質、豊富な品揃えを実現している。現在では、水産物だけでなく、青果、精肉や加工品など、提供商品の幅も充実させ、食にこだわる中小規模の個店飲食店から強い支持を獲得している。