モビルス、トランスコスモスと資本・業務提携契約を締結しOEM提供を開始

LINEを始めとするメッセージングアプリによるチャットは、年代・性別を問わず、今や一般消費者にとって最も身近なコミュニケーション手段となり、近年ビジネスの現場においても、チャットを活用した販売促進や顧客サポートのニーズが急速に高まってきている。

一方、コンタクトセンターにおいては、ますます不足するオペレータの採用や待遇改善、センターのコスト削減、多様化する市場にニーズへの対応が急務である。
さらには、会社のフロントラインとして、営業マーケティング支援や利益成長への貢献がますます求められるようになっており、コンタクトセンターのニーズやオペレーションに対応し、同社は、顧客サポートを自動化するチャットボットや様々なシステム連携による自動・有人のハイブリッドサポートを強みとした、トータルチャットサポートツールの開発に注力している。

同社のコンタクトセンター向けソリューションの開発においては、顧客サポート担当や現場のオペレータからのフィードバックや検証がとりわけ重要であり、企業の製品・サービスが多様化する中では、より多くの実運用で同社ツールが採用されるほど、本質的な運用ニーズに即した開発を継続していくことが可能となる。
そのような背景から、今回、国内コンタクトセンター最大手のトランスコスモスとの資本・業務提携により、モビルスのチャット技術開発の加速化を進めると同時に、トランスコスモスのチャットソリューション事業における協業を行った。

今回の協業に伴い同社は、トランスコスモスが企業の広告から顧客サポートまでをトータルで提供する「DECAds」シリーズの一つとして今回新たに追加した、チャットプラットフォーム「DECAds Chat Edition」のサービス開発において、顧客サポート向けチャットツール「モビエージェント」のOEM提供を行った。

「DECAds Chat Edition」は、さまざまなソーシャルメディアやWebサイト、企業アプリを活用し、お客様企業と顧客のチャットによるOne to Oneコミュニケーションをサポートする、コンタクトセンターオペレーションプラットフォームである。
今後予定されている同サービスの独自機能の開発・実装においても、同社の得意とするアプリ開発やシステム連携技術を提供していく。