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トライステージ、フュージョンとCRM分野で業務提携

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ダイレクトマーケティング企業を支援する株式会社トライステージ(本社:東京都港区 代表取締役:丸田昭雄)と、総合マーケティングサービスプロバイダであるフュージョン株式会社(本社:北海道札幌市 代表取締役社長:佐々木卓也)は、両社の企業価値の向上を目的に、業務提携を行うことを合意したことを発表した。

同社が属するダイレクトマーケティング支援分野は、主にクライアント企業の顧客獲得支援分野と顧客維持支援分野の2つに分かれる。
同社は顧客獲得支援分野において、メディアとしてなお大きな効果を持つテレビ通販枠でのNo.1シェアを基盤に、今年3月にインターネット広告代理店アドフレックス・コミュニケーションズ社を子会社化したことで、テレビとネットの融合したサービスを確立する体制が整い、大きな競争優位を構築しつつある。

一方、クライアントの多くは顧客獲得が順調に進んだことで、顧客維持、なかでも顧客との最適な関係構築を行うことで顧客生涯価値を最大限にするCRM分野への強化に注力しつつあり、同社においてもクライアントニーズに対応すべく、CRM支援力強化を経営課題として強化する方向性を検討してきた。
クライアントは、獲得した顧客に対しDM、Eメール、アウトバウンドコールセンターと様々な手段でのアプローチを検討する際、トータルにマーケティングROIを最大化したいと考えそのニーズに応えるべく、ビッグデータ分析による優良顧客の抽出やアプローチ施策の設計、対象顧客にしっかりアピールできるDM等クリエイティブの制作までを総合的に手掛け、国内一流企業をクライアントに持つフュージョン社との業務提携を決定するに至った。

フュージョン社は、1991年の創業以来、ダイレクトマーケティングを基軸にクライアントのマーケティング支援を行ってきた。
クライアントが持つ顧客の消費行動データ等膨大なデータを分析し、その結果に基づいて、企業ごとの課題を解決するCRM手法を開発・提供している。
同社は顧客獲得、フュージョン社は顧客維持と、両社の専門領域を補完し合い相乗効果を発揮することで、両社のクライアントのダイレクトマーケティング事業を、一気通貫で支援することが可能となる。

「国内CRM市場予測」IDC Japan株式会社2016年7月11日発表より引用
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急速に生活のデジタル化が進み、消費者の嗜好はより多様化し、より個々人にふさわしい対応がなされることを期待するようになっており、大きな環境変化を背景に、CRM市場は毎年成長を続けている。
2015年の国内CRM市場は、前年比8.9%増、800億円強。2016年以降は世の中のデジタル化がより進むため、年間平均成長率5.3%、2020年の市場規模は1,039億2,300万円と予測されている。