ヌーラボ、1億円の資金調達を実施
株式会社ヌーラボ（本社：福岡県福岡市、代表取締役：橋本 正徳、以下 ヌーラボ）は、East Venturesを引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表した。
今回の資金調達により、オランダ・アムステルダムに拠点を新設し、開発体制強化および海外におけるマーケティングの強化を図る。また、各プロダクトごとはもちろん、プロダクト間の連携強化などの機能拡充を行い、一層のサービス価値向上に尽力していく。
ヌーラボは現在、 チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくする3つの自社プロダクト「Backlog(バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」を提供している。「Backlog」は5万社・78万人が使う国内最大級のプロジェクト管理ツールとなり、ビジュアルコラボレーションツールの「Cacoo」は全世界約280万人(うち海外比率86.2%)が利用している。自社プロダクトとしては最後発の「Typetalk」は、福岡市の「トライアル優良商品認定」を受けるなど今後のシェア拡大が期待されている。
■資金調達の目的 •オランダ・アムステルダム拠点開設準備
•国内外マーケティングの強化
•チームのコラボレーションを促進する自社プロダクトの機能拡充、自社プロダクト間の連携強化 など
■ 本資金調達 引受先
・East Ventures（パートナー 松山 太河 氏 / 衛藤 バタラ 氏）
■ アムステルダム拠点の開設について
ヌーラボは自社自体をグローバル化し、世界中で使用されるコラボレーションツールを開発運用している。今回、アムステルダムにも開発拠点をおき、現地での採用を行うことで、一段と社内組織のグローバル化を進めることが可能となる。これにより、多様性を支えうるソフトウェアの開発体制強化をする。また、今後ヌーラボが本格的に海外展開を進めていくうえで、ヨーロッパにおけるシェアの更なる拡大も図りたい想いがあった。
ヌーラボはすでに、日本国内3拠点(福岡本社、東京、京都)以外にも、ニューヨークおよびシンガポールに拠点を持っている。今回、ヨーロッパ初となる「アムステルダム拠点」が加わることで、国境にとらわれることなく、相互にコラボレーションして仕事をしたいと考える全てのチームにフィットするプロダクトの開発を加速させていきたいと考えている。