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電通ベンチャーズ、ロボット開発米国ベンチャー企業へ出資

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電通が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」は、米国のソーシャルロボット開発のスタートアップ企業であるJibo, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:スティーブ・チェインバーズ、以下「Jibo社」)に約3.7億円を出資することにしたと発表した。

電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来を作り出していく野心的なスタートアップ企業への投資と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、本年4月に設立したファンド。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援していき、その第一号案件がJibo社になった。

Jibo社は、ソーシャルロボットのパイオニアとして知られるマサチューセッツ工科大学教授のシンシア・ブリジール博士が創業した、ソーシャルロボット「Jibo(ジーボ)」の開発・製造・販売を目指す企業。Jiboには音声および感情認識や自然言語処理、機械学習、感情表現ディスプレイや動作などの技術が採り入れられており、家庭内のメンバーと交友し信頼関係を築けるようにデザインされている。

電通ベンチャーズは、Jiboは情報摂取のあり方を根本的に変える全く新しいタイプのメディアとして発展していき、スマートホームにおける起点インフラ、コミュニケーションのハブとしての機能も担っていく可能性があると考えている。
今後、当社グループではそうした観点からも、Jiboの開発支援や普及促進、またJiboが将来もたらすであろう新しいビジネスを支援していくとしている。