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産業用ドローンの開発、販売を手掛けるスカイロボット社空中から正確な温度測定可能なドローン用赤外線カメラ2月7日発売

  • feedy

産業用ドローンの開発、販売を手掛ける株式会社スカイロボット(本社:東京都中央区、代表取締役社長:貝應大介)は、ドローンに搭載して空中から正確な温度測定ができる赤外線サーモグラフィカメラ『FLIR Vue PRO R(フリアービュープロアール)』を2017年2月7日に発売すると発表した。

同社は、赤外線カメラの世界最大手FLIR Systems社(アメリカ)のドローン搭載用赤外線サーモグラフィ製品シリーズにおいて、2016年2月より日本総代理店を務めている。

既存製品の『FLIR Vue』『FLIR Vue PRO』は、いずれも小型の赤外線サーモグラフィカメラとして業界随一の品質と機能を持っており、太陽光発電所やインフラ設備の点検・検査、行方不明者の捜索、野生動物の保護・監視などの分野で活躍している。

2月7日に発売する『FLIR Vue PRO R』は、新たに「ドローンで空中から正確な温度測定もできる」機能を持っていることが特長となる。

通常、物質の温度・生物の体温を測るには、その対象に触れる必要があるが、『FLIR Vue PRO R』は、撮影した画像の画素ごとに正確な校正温度(信頼性のある計測値)を埋め込むという独自技術で、対象物に触れることなく空中からの温度測定を可能にした。
通常赤外線サーモグラフィカメラの画像といえば、赤・オレンジ・青などの色分けで「熱い」「冷たい」という温度感を示すイメージだが、『FLIR Vue PRO R』は「42」「-3」といった正確な温度を数字で表示することができる為、ピンポイントで対象の温度測定を必要とする場合や、温度管理範囲設定のある設備の点検など、より精密さが必要なドローン業務に最適な新機能が搭載されている。

同社の『SKYANALYZER(スカイアナライザー)』(調査報告書作成支援ソフト:有料)を併用すると、撮影した赤外線画像からレポートをダウンロードすることもでき、作業の報告などがより一層便利になる。