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クラウディアン、Skymind社とAI向けデータ管理ソリューションで提携

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クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:太田 洋、以降 クラウディアン)は、米国本社Cloudian Inc.(カリフォルニア州サンマテオ)が、人工知能(AI)および機械学習(ML)開発に必要となる膨大なデータ管理ソリューションのために、「Deeplearning4j、以降 DL4J」オープンソースのディープラーニング(深層学習)ライブラリを開発する米国本社Skymind Inc.(サンフランシスコ)および日本子会社(東京都千代田区、代表取締役:ギブソン・アダム・エドワード)と提携することを発表した。

両社は、この提携によりエンタープライズ品質のAI/MLソリューションを共同開発する。提携におけるそれぞれの役割は次のとおりである。

●Skymindは、Java, Scalaで書かれた商用グレードで、オープンソースの分散ディープラーニング・ライブラリである「DL4J」の商業的サポートを行っている。膨大なデータのなかにあるパターンを認識し、実用的なインテリジェンスを提供する。

●クラウディアンが開発提供する「CLOUDIAN HYPERSTORE」は、スケールアウト型のオブジェクトストレージ製品である。ディープラーニングのトレーニングに使う膨大なデータを経済的に処理・保存できる、容量制限を気にせず拡張可能なストレージシステムをオンプレミスのデータセンターに提供する。

最初の連携ソリューションは、ネットワーク攻撃の可能性を識別するセキュリティ監視ツールとなうr。このソリューションはパターン認識を使用し、疑わしいネットワークトラフィックを特定るす。ユーザーは攻撃の発信元と宛先の両方を見ることができ、対策が簡単にできる。クラウディアンは、トレーニング環境、アルゴリズム開発および継続的なアップグレードを可能にする大量の非構造化データの管理をおこなう。

今後、両社のソリューションは、特にヘルスケア、金融サービスの詐欺検出、セキュリティ、ロボットなどの業界に大きなメリットをもたらすと期待される。