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GlobalMobilityService、FinTechサービス提供の拡大へ向けフィリピンナボタス市と提携

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Global Mobility Service株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員/CEO:中島 徳至、以下「GMS」)は、低所得者層の人々による車両の利用を可能にする独自のFinTechサービスのフィリピンにおけるサービス提供の拡大に向け、同国首都圏都市であるナボタス市と提携したことを発表した。今回の提携により、同国におけるGMSの提携都市は、計5都市となった。

GMSは、トライシクルのドライバーとして就業することを希望する人々や、車両の買い替えを希望するもののローンやリースの審査に通過せず、買い替えを行うことができないトライシクルドライバーの人々を対象に、新型のトライシクル車両を提供するFinTechサービスをフィリピン国において展開している。これまでマカティ市、パサイ市、ケソン市、パラニャーケ市の4都市と提携し、サービスの提供を行ってきた。
このFinTechサービスは、GMSの先進的なテクノロジーにより実現している。GMS独自開発のIoTデバイスである“MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)”を車両に搭載することで、車両の遠隔起動制御が可能になり、月々の料金支払いがなされていない車両を対象に、エンジン起動を制御して支払いを促すことで、料金支払い遅延を大幅に減少させることが可能となる。また、車両のリアルタイム位置情報を特定することにより、料金未払いが続く車両に関しては確実に回収することが可能となり、ローンやリースの貸し倒れによる損失リスクを著しく減少させることで、従来はローンやリースを活用することができない人々への、安全で確実な車両の提供機会の創出を実現している。

ナボタス市はGMSのサービスを活用することにより、旧型のトライシクル車両の新型車両への入れ替えを促進し、大気汚染の改善を実現すると共に、これまでは車両を入手できないためにトライシクルドライバーとして仕事を行うことができなかった人々に対する就業機会の確保、及び所得の向上を実現し、ナボタス市民の生活の質の向上を目指す。