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クラウド型学習システム運営のすららネット、『アクティブ・ラーニング』イベント開催

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すららネットは、ICT の活用 により学年・地域の垣根を超え、これからの時代を生きるための「21 世紀型能力(※1)」を身につけることを目的とした「アクティブ・ラーニング(※2)イベント」を 5 月 21 日(土)より開催している。

(※1)21 世紀型能力
国立教育政策研究所がこれからの学校教育で育成すべきであると提案した、生きる力として求められる日本型 資質・能力の枠組み。「思考力(問題解決発見力、論理的・批判的思考力等)」を中核に「基礎力(言語・数量・ 情報スキル)」「実践力(自律的活動力、人間関係形成力等)」の三層構造で構成されている。(参考:国立教育政策研究所)
(※2)アクティブ・ラーニング
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。
発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッシ ョン、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(参考:文部科学省)

「アクティブ・ラーニングイベント」とは、ICT の活用により学年・地域に関係無く 1 つのテーマについて議論し、 「21 世紀型能力」を身に付ける協働学習型のイベント。
独自のソーシャルネットワーキングツールを用いて個人の意見を WEB 上で議論した後、株式会社 ドコモ gacco のオンライングループワークシステム「gaccatz(ガッカツ)」を利用したオンライン討論会を開催する。グループは学校や塾といった垣根を超えて構成されるため、より多様な考え方に触れて洞察を深め、コミュニケーション力や協調性を養うことが可能となる。 加えて、学習塾や学校でチームを組んでレポートを提出してもらい、8 月 28 日(日)に慶應義塾大学でレポートの上位 3 チームがプレゼンテーションを行う模様を WEB 中継する。

文部科学省は ICT を活用した「協働学習」や「アクティブ・ラーニング」といった課題解決型の授業スタイルを提唱しており、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習を充実させていく、という方針を打ち出している。今後の日本では、情報収集力・分析能力・課題発見能力・ 課題解決能力といった、21 世紀型能力と呼ばれる“正解のない課題を解決する力”が求められており、子どもたちが IT 化・グローバル化の進む社会で活躍する上で、非常に重要な能力であると考えられている。
すららネットでは、クラウド型学習システム「すらら」の学習で、日ごろ身につけられている「基礎学力」に加えて、 「21 世紀型能力」を身につけていくことも必要と考え、今回の「アクティブ・ ラーニングイベント」を開催するに至ったとしている。

■「アクティブ・ラーニングイベント」
開催概要
○開催期間:2016 年 5 月 21 日(土)~2016 年 8 月 28 日(日)
○参加対象: 「すらら」で学習している小中高生
○監修:慶應義塾大学 教育経済学者 中室 牧子 准教(特別審査員)
○協力:株式会社ドコモ gacco , 東京大学大学院 情報学環 安斎 勇樹 特任助教