テラドローン、建設・測量業者向けにUAVドローン測量のトレーニング事業開始

現在、土木建設業界の生産性向上を目的として国交省は「i-Construction」を推進しており、その一環として、土木現場でのUAVの活用が進んでいる。
一方で、実際は多額の初期投資から導入を見送ったり、導入の過程でどういった機体やソフトを購入すればいいのか分からない、または購入したが自動航行やi-Constructionに準拠した測量の方法が分からない、という業者が多く存在するという現状があり、このような建設・測量業者を対象に、UAV測量のトレーニングを提供することで、国内におけるUAV測量の底上げを図ろうとするもの。

■サービスの特徴
i-Constructionで最大手のテラドローンでは、全国における豊富な経験と実績を基に、利用者の要望やレベルに合わせ、土木測量に特化したドローンの導入支援サポートを行う。具体的にはソフトや機体・カメラの選定から、標定点の設置・計測、飛行トレーニングや自動航行ソフトの導入、データ解析の方法等、最終的には利用者自身で起工・出来形測量が実施できるよう実地指導及びセミナー方式を組み合わせながらサポートしていく。
また測量業務の請負や３次元設計・MC/MGデータ作成などについても従来通りサポートする。
なお機体や周辺機器のレンタルを希望の利用者には、i-Constructionの条件を満たした、通常業務でも使用している機体を貸し出しすることで、利用者の初期費用の抑制やリスク軽減を支援するとしている。