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アウトソーシングテクノロジー、MJIと感情認識ロボットTapia開発における技術提携

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株式会社アウトソーシングテクノロジー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:茂手木雅樹)と株式会社MJI(本社:東京都港区 代表取締役社長:トニー シュウ)は、スマートロボット「Tapia」開発において技術提携を行ったことを発表した。

今回の提携は、人とタピアの対話におけるコミュニケーションシナリオの構築という、まさにロボットが普及してきたことによる新しい事業領域である。
わかりやすく例をあげると、スマートフォンに搭載される音声アシスタントの会話を作ることに似ている。

アウトソーシングテクノロジーでは、以前よりコミュニケーションロボットの開発やサービスの提供に力を入れており、特に人とロボットとの間のコミュニケーションに関するシナリオの構築及び、AIの開発に強みを持っている。

ロボットの設置される地域、シチュエーション、話しかける人の性別や年齢、季節などによって想定されるシナリオは多種多様であり、コミュニケーション可能なロボットの普及に伴い、導入している企業の多くは、期間に応じて想定したシナリオを入れ替えています。しかし、対話の種類が少ないためにコミュニケーションがうまく成立せず、結果としてロボットが活用されていないケースが多く見受けられる。
それに対応するために、シナリオの量をただ膨大にすることで、今度は現場がその設定や保守で疲弊してしまっているケースさえある。

「ロボットをもっと活用したい…」。その期待と要望に応えるためには、人とロボットとの対話力の向上が重要であり、アウトソーシングテクノロジーはまさにその対話シナリオの構築に対するノウハウを持ち、テクノロジーを駆使しながら最適なサービスとして提供できる存在である。
タピアは、トヨタ自動車株式会社などが出資する「未来創生ファンド」から5億6,400万円の調達を受けるなど、いま最も注目を浴びているロボットの一つである。
今後サービス開始を控える「タピア光」を含め、「みまもり」「生活サポート」そして「コミュニケーション」の3つのコンセプトにより、ビジネス・家庭向けを問わず、さまざまなシーンでの活躍が期待されている。

国内においては2017年3月15日にオープンした『変なホテル舞浜 東京ベイ』でホテルコンシェルジュとして絶賛活躍中で、国外においても5月に、台湾のHANDS 台隆手創館(東急ハンズの初の海外店)で中国語版タピアの販売開始を予定しているなど、年内普及台数10万台に向けてグローバルな規模で大きく動き出す。

アウトソーシングテクノロジーでは、このタピアのグローバルな活躍に際して、まず英語版のシナリオの提供を行い、英語圏において人とロボットのコミュニケーションはどのような形をとるのかを含め、アウトソーシングテクノロジーとMJIは、世界中の人とロボットのコミュニケーションスタイルの確立を目指している。