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IPBridge、マレーシア政府支援のもとASEANベースのPEファンドと基本合意書締結

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株式会社IP Bridge(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉井 重治、以下 IP Bridge)は、シンガポールやマレーシアに拠点を有し日本を含めたアジア、アメリカ等で活動しているプライベートエクイティファンド レオニーヒルキャピタルと基本合意書を締結したことを発表した。今回の基本合意書締結は、マレーシアを含む東南アジアにおける技術系スタートアップ企業の成長を加速させるために、マレーシアを拠点とした協働を開始するものである。

今回の戦略的なパートナーシップは、マレーシアを東南アジアで最初の知的財産イノベーションファンドの拠点としている。なお、同ファンドはUS$5,000万規模であり、レオニーヒルキャピタル及びIP Bridgeが、東南アジアや日本などの技術系企業やイノベーションに投資するためのプラットフォームとなる。投資先には、知財が充実している、又は、今後知財を充実させるに値する価値を持つ企業、特にIoTセンサーやウェアラブルテクノロジー、ロボティクス、農業テクノロジー、食品テクノロジー等のセクターに存在する企業を検討中である。

  1. このパートナーシップはベンチャー企業の海外展開を支援するプログラム、ManGO Factoryプログラムも推進する。このプログラムにより、10以上の日本あるいは東南アジアのスタートアップ企業に対し、活動場所と、マレーシア及び日本における市場機会を与える。スタートアップ企業は、レオニーヒルキャピタルから、商業化やパートナーシップ/アライアンス、そして世界市場へのアクセス手法について支援を受けることができ、IP Bridgeからは、知財活用戦略及びそれに係るアドバイスを受けることができる。

本プログラムによって、レオニーヒルキャピタルとIP Bridgeはマレーシアの技術系企業の発展に寄与していく。特に、質の高いR&D及び既存市場では必要な性能を持たないために受け入れられないが、新しい顧客に対して新しい価値をもたらす新製品を生み出すような革新的な技術に注力するグローバルな技術系トップ企業を作り上げていく。