1. TOP>
  2. ブロックチェーン
  3. G20共同声明:仮想通貨へのFATF規制、10月までに明確化求める

G20共同声明:仮想通貨へのFATF規制、10月までに明確化求める

  • feedy

20ヵ国財務相・中央銀行総裁会議がアルゼンチンのブエノスアイレスが23日に閉幕し、その共同声明の中で、仮想通貨を巡る国際規制について10月に明確化することが言及された。

コインテレグラフによると、共同声明の中で、マネーロンダリング対策などの政府間機関である、金融活動作業部会(FATF)に対して、仮想通貨の国際基準をどのように適用するのかを10月に明確することを要請した。

3月に行われたG20では、共同声明の中で「FATFによるこれらの基準の見直しに期待し、FATFに対し世界的な実施の推進を要請する」としていた。今回新たに10月という期限が設定された形だ。

FATFは2015年6月に仮想通貨規制に関するガイダンスを公表。その中では、仮想通貨取引所の登録制・免許制導入や、顧客の本人確認(KYC)や疑わしい取引の届け出、記録保存の義務化などを課すべきとしている。日本はFATFのガイダンスをもとに、制度整備を進め、現在の規制が実施されている。

FATFはG20に先立ち、18日に報告書を提出。その中ではFATFは9月に中間会合を開き、FATFの基準をどのように仮想通貨に適用するのかを協議する。その後、10月に仮想通貨への基準について明確化して、発表する予定としている。

FATFは報告書の中で、顧客デューデリジェンスや送金サービス、仮想通貨提供者や事業体への執行方法などの分野について、どのように定義・提案するのかを明確にする必要があると報告書の中で指摘している。

免責事項

当サイトに掲載されている情報は、プロジェクトの概要をご理解いただくことを目的として、細心の注意を払って掲載しておりますが、その正確性、完全性、有用性、安全性等について、一切保証するものではありません。

当サイトに掲載されている情報のうち、法令について記載したものがありますが、当サイトは、利用者に対し、法的助言を提供するものではなく、また、弁護士資格を有する者が執筆・監修したものではありません。その正確性、完全性、有用性、安全性等について、一切保証するものではなく、法的事項については、弁護士資格を有する方に御相談ください。

当サイトに掲載されている情報は、いかなる情報も投資活動の勧誘や特定のプロジェクトへの投資の推奨等を目的としたものではありません。

投資等に関する最終ご判断は、読者様ご自身の責任において行われるようお願いいたします。

なお、本情報を参考・利用して行った投資等の一切の取引の結果につきましては、当社では一切責任を負いません。

当サイトに掲載されている情報のうち、過去または現在の事実以外のものについては、執筆時点で入手可能な情報に基づいた当社の判断による将来の見通しであり、様々なリスクや不確定要素を含んでおります。

つきましては、実際に公表される業績等はこれら様々な要因によって変動する可能性があることをご承知おきください。