ロシア下院は仮想通貨規制を見直し、石油に基づいた仮想通貨を開発中
ロシア下院(ロシア連邦議会の下院)は3月に新しい暗号通貨規制を見直し、採用する予定だ。 元エネルギー省大臣であるIgor Yusufov氏も石油に裏付けされた仮想通貨を提案していると報じられた。
元エネルギー省大臣であるIgor Yusufov氏はエネルギー市場に仮想通貨のシステムを導入することは様々なコストを削減する繋がる、とコメントした。また、このシステムがもたらすことができる利点として、両替手数料の節約と貿易規制の緩和を挙げている。
ロシアも含まれる石油輸出国機構、OPEC+も石油に裏付けられた仮想通貨システムで大きな恩恵を受けるだろう、と報じられている。
理由としては、仮想通貨プラットフォームが金融と貿易の制限を回避することができる点があげられる。加えて、
Yusufov氏はブロックチェーンによって追加費用なしで、すべての石油のバレルを追跡および検証が可能だと説明した。
ロシア連邦証券委員会の元委員長、イゴール・コスティコフ氏は、石油とガスだけでなく、他の資源に関してもこのシステムを活用できるだろうと語った。
その上で彼は以下のように結論づけた。
もしかしたら石油に裏付けされた仮想通貨は先進的な取り組みになるかもしれない。この仮想通貨は市場全体にとって信頼できる構造を作り出すだろう。
参照元:Cointelegraph
記事執筆
塚田愼一
