今年のイベントは小池都知事の開幕の挨拶から始まり、豪華ゲストが出演。仮想通貨関連の海外企業もブースを設けていた。
Slush はフィンランド発の世界最大級のスタートアップイベントである。2015年に日本に上陸し、毎年行われている。本年はブロックチェーン関連の企業もブースを出し、リップルのCTOも登壇した。
2018年に行われたSlush Tokyoでは、6000人が訪れ、600のスタートアップ、200人の投資家、300を超えるメディアが一同に介した。
【日時】2019年2月22日、23日
【場所】東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11-1)
【URL】https://tokyo.slush.org/
今回のイベント数多くのスタートアップ企業が参加していた。その中でもブロックチェーン関連企業を3社紹介する。
Arkaneは、個人、エコシステム、およびdappsの間にオープンネットワークを構築する、マルチブロックチェーンのウォレットプロバイダである。利用者に安全で、透明で、そしてユーザーフレンドリーな方法で複数のブロックチェーンに接続する。
開発者やプロジェクトは、Arkaneをビルディングブロックとして使用して、ブロックチェーンテクノロジーの力を活用し、マルチチェーンアプリケーションを構築することが可能だ。SDKやAPIなどの一連の開発者ツールを使用して、ブロックチェーンインフラストラクチャーに簡単にアクセスできる。
個人はArkaneを使用して、複数のブロックチェーンのWalletをを管理することもできる。それによってユーザーフレンドリーな取引、残高と行動履歴の概観、そしてアルカンサポートを受けるdappsのネットワークへのアクセスを提供する。
ホームページ:Arkane Network
BitTrustはトラストカードというコールドウォレットを開発している。
主な特徴は2つあり、1つは指紋認証機能である。
これによりカードを紛失したとしても、悪用される可能性は少なくなる。
2つ目は様々なアプリケーションのログインに使用できることである。
すでにフェイスブック社やAmazonと提携。
ログインを行う時に、このカード1枚をかざすだけで簡単にログインすることができる。
ホームページ:BitTrust
企業が新規顧客を獲得しようとした時かかる費用よりも、既存の顧客を維持するコストのほうが安価である。しかし、企業は新規顧客に注力しており、既存の顧客をどうサポートするかの視点が欠けていることが多い。
そこで登場するのがAkachainだ。Akachainは企業の常連の顧客の情報をブロックチェーン上で管理する。そして提携した企業の共通ポイントを作成。顧客がさまざまな利益を享受できるシステムを作り上げようとしている。
またAkachainは、企業のプライベートトランザクションを可能にすることを目標にしている。 スマートコントラクトでは、さまざまな資産に対する複雑な契約を管理することが可能である。 Akachainは小売業、銀行、保険、教育、健康など様々な業界を超えて応用される。
ホームページ:Akachain
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