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AI

Standard Cognition、無人店舗に特化した米スタートアップ企業DeepMagicを買収

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小売店舗向けAI(人工知能)チェックアウトシステムの開発を手掛けるStandard Cognition(スタンダード・コグニション、本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ジョーダン・フィッシャー、https://standard.ai/、以下、スタンダード)は、現地時間2019年10月10日(木)、無人店舗による小売業に特化した米スタートアップ企業DeepMagic(ディープマジック、本社:ニューヨーク、CEO:ベルント・シェーナー、https://www.deepmagic.cc/ 、以下、ディープマジック)を資産買収したと発表した。

ディープマジックは、Bernd Schoner(ベルント・シェーナー)氏とDavi Geiger(ダヴィ・ガイガー)氏が設立したスタートアップ企業で、個々の商品を高い精度で識別できるコンピュータービジョン技術を開発し、米国と欧州において商用システムを展開してきた。また、レジ無しチェックアウト技術の重要な要素をカバーする特許を2016年に取得・保有している。ディープマジックとスタンダードの両社は、レジ無しチェックアウト開発の分野に初期の段階から参入したスタートアップ企業の一つだった。こうした点から、ディープマジックはスタンダードにとって魅力的な買収対象となった。

シェーナー氏は、買収後、ディープマジックの技術をスタンダードのプラットフォームに統合するためのコンサルティング業務を担う予定。

スタンダードの共同創業者でCEOを務めるJordan Fisher(ジョーダン・フィッシャー)は、今回の買収について、「スタンダードもディープマジックも、レジ無しチェックアウトシステムの開発において、コンピュータービジョンのみのアプローチをしてきた企業であることから、我々の技術には非常に高い互換性があります。また、両社とも、既存の小売環境に導入するためには、システムの設置面積を非常に小さく保つ必要があり、カメラのみを使ったシステムが最適であることを最初から認識していました。ディープマジックは、非常に高精度なコンピュータービジョン技術を開発しており、スタンダードの技術ポートフォリオに合致しました。買収によって当社の技術が進歩することを楽しみにしています」と話している。

ディープマジックの共同創業者兼CEOのシェーナー氏は、「我々の技術がスタンダードのプラットフォームで使われることにワクワクしています。我々は長年にわたり、レジ無しチェックアウトシステムに対するスタンダードのアプローチを称賛してきました。スタンダードは現在、市場をリードしており、この分野で大きな成功を収めることができると確信しています」と述べた。

スタンダードは、サンフランシスコで初めてレジ無しの店舗をオープンした、レジ無しチェックアウトシステム業界において先駆的なスタートアップの1つである。米スタートアップアクセラレーターであるY Combinator(Yコンビネーター)が10月2日に発表した、同社が投資するスタートアップ企業ランキング「Y Combinator Logo Top Companies List 2019」 < https://www.ycombinator.com/topcompanies/ >にランクインしている。

スタンダードは現在、アメリカをはじめとする世界の小売企業と提携。同社はこれまでに、CRV、Initialized Capital、EQT Ventures、Y Combinatorなどの著名な投資企業から8600万ドルの資金を調達していると言う。