出典:国内キャッシュレス決済カオスマップ 2019年6月版
それでは、現在どのようなサービスがあるのでしょうか。代表的なものを紹介していきます。
楽天ペイは、楽天が提供しているQR決済サービスです。ユーザー数が最も多く、2019年8月時点の加盟店舗数が120万店を超えるなど、利用可能な店舗が多いことも特徴です。
専用のアプリでは、ユーザースキャン方式とストアスキャン方式の両方を使用することができます。アプリでは個人間の送金も可能で、飲み会等での割り勘等にも役立ちます。
また、楽天カードを利用することで楽天ポイントが貯まり、さらにポイントの二重取りができます。
LINE PayはLINE株式会社が提供しているサービスで、楽天ペイに次ぐ加盟店の多さを誇っています。LINEのアプリから使えるために導入コストが低いことが特徴で、ユーザー数がこれからも増えていくことが予想されます。
クレジットカードとの連携はもちろん、コンビニ店頭でチャージすることもできるので、入金した分だけ使いたいという方にはぴったりでしょう。
LINE Payは、ユーザースキャン方式を採用しています。楽天ペイと同様にアプリから個人間の送金も可能となっています。
Origami Payは、株式会社Origamiが提供しているサービスです。加盟店舗数が2019年末に国内145万店、海外1,000万店を目指しているなど、規模の拡大が見込まれます。
専用のアプリでは、ユーザースキャン方式とストアスキャン方式の両方を採用しています。ユーザー間の送金やコンビニチャージ等の機能は備わっていないので(2019年9月時点)、無駄な機能が省かれたシンプルなサービスを使いたい方向けと言えます。
このように、様々なサービスがあるQRコード決済ですが、賢く使えば便利であることは間違いありません。日本でのキャッシュレス決済導入率は20%程度と世界の中でも低く、まだまだ伸び代があります。皆さんもこれを期に、QRコード決済を利用してみてはいかがでしょうか。
●QRコードって何?いまさら聞けないことから最新事情まで | デジマケ・チャンネル
https://media.samurai-net.co.jp/qrko-do-nani/
●今注目されるQRコード決済とは? メリット・デメリットをおさらいしよう – Airレジマガジン
https://airregi.jp/magazine/guide/5332/
●QRコード決済とバーコード決済のしくみとメリットについて | Have a good Cashless.~ いいキャッシュレスが、いい毎日を作る。~
https://www.smbc-card.com/cashless/kojin/contrast_qrcode_barcode.jsp
●「キャッシュレス・ビジョン」「クレジットカードデータ利用に係るAPIガイドライン」を策定しました(METI/経済産業省)
https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001.html
●国内キャッシュレス決済カオスマップ (2019年6月版) – Takashi Hoshikawa – Medium
https://medium.com/@t.hoshikawa/%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%82%B9%E6%B1%BA%E6%B8%88%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97-2019%E5%B9%B46%E6%9C%88%E7%89%88-990a49a92eed
●ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー
https://ictr.co.jp/report/20190107.html
●人気国内決済サービスを比べてみた(LINE Pay、楽天Pay、PayPay、Origami Pay) | Roboma (ロボマ)
https://roboma.io/blog/marketing/comparing-the-pay-services-in-japan/#_Pay