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SNS活用による新規リードの自動獲得を支援するチャットブック、総額1億円資金調達を実施

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SNS営業自動化の「ChatBook」を提供する株式会社チャットブック(本社:東京都港区/ 代表取締役:小島舞子)は、マネックスベンチャーズ、三井住友海上キャピタル、VOYAGE VENTURES、East Ventures、日本政策金融公庫より総額1億円の資金調達を実施したことを発表した。

マーケ・セールス部門の業務自動化に寄与するChatBook

ChatBookは、SNS経由の見込み顧客を勝手に連れてくる顧客獲得システム。カスタマーサポートだけに特化したチャットボットと異なり、国内外有数のCRMツールと連携しており、SNSから流入したリードを自動的に精査・管理することができる。

SNSなどの情報から対応すべきリードを自社アルゴリズムで精査し優先度をつけ、事前準備の時間を軽減。これにより、顧客連絡取得からアポイント獲得までの流れが短縮され、効率的な顧客獲得を実現する。

昨今の働き方改革を背景に、効果的な顧客獲得戦略を経営課題として上げる企業が増えてきた。同社はその影響を受け、SNS営業の自動化を行うことで、IT、人材、広告、など様々な法人の顧客獲得を効率化し、支援してきた。ご導入いただいている企業様からは、今までのメールや電話でのアポイントメントの取得が簡単になり、電話で営業活動をする社員の心理的負担が軽減されたことなどの副次的な効果も見えていると言う。

今回の調達資金は、今まで集めた100万件以上の営業データを活用したセールス・レコメンド・エンジンの開発、チャットによるタイミングやインターバルを考慮した顧客確度判定機能の精査、各種CRMとの連携開発などを加速させる。加えて、ChatBookはユーザー皆様とともに新しいビジネス環境を築き上げるため、カスタマーサクセスコミュニティーの構築、当社主催イベントの定例化、ChatBookのブランド認知度を高めるための販促活動などの施策に力を入れていく。

2018年のリリース以降、500回以上のサービス更新を経ながら、100万件以上の会話履歴や顧客情報が全てクラウド上で保存されている。SalesforceやMarketoなどの連携を発表し、Googleカレンダーなどの営業活動を促進する外部ツールも利用でき、よくある質問に対してチャットテンプレートを充実させ営業の会話工数を削減や、Facebook広告をボタンだけで制作できる機能、顧客が離脱しがちなメッセージのレコメンド機能など、様々な機能を搭載してきた。