1. TOP>
  2. 資金調達
  3. 腕時計のサブスク「KARITOKE」を展開するななし株式会社、昭和リースと業務提携及び事業拡大のため約2億円の資金調達を発表

腕時計のサブスク「KARITOKE」を展開するななし株式会社、昭和リースと業務提携及び事業拡大のため約2億円の資金調達を発表

  • feedy

ブランド腕時計のサブスクリプションサービス「KARITOKE(カリトケ)」を展開するななし株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役:小山力也、以下「同社」)は、新生銀行グループの総合リース会社である昭和リース株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:瀬戸紳一郎、以下「昭和リース」)と、腕時計の商品調達等に関する事業マネジメント契約を締結した。
また、「KARITOKE」の成長を加速させるため、2019年10月1日から現在までに、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社新生銀行、株式会社みずほ銀行等から約2億円の資金調達を完了したと発表した。

これらの一連の業務提携及び資金調達により、商品調達力が大幅に強化されるとともに、調達した資金は、新規会員獲得及びユーザー体験のより一層の向上のための運営・開発体制の強化に投資する予定だと言う。

「KARITOKE(カリトケ)」について

「KARITOKE」は、月額3,980円~19,800円(税別)の4つの料金プランで、44ブランド400種類以上のブランド腕時計を楽しむことができる日本最大規模の腕時計サブスクリプションサービスである。ネットだけでなく、2017年に東京の有楽町マルイ、2018年に大阪のなんばマルイに常設店をオープンした。
2017年6月のサービス開始以降、順調に会員数を拡大してきており、2019年9月には登録会員数が2万人を突破している。

昭和リースとの業務提携の目的

「KARITOKE」は、ブランド腕時計を月額制で気軽に楽しみたいというニーズを掘り起こし、サービス開始以来登録会員数を大きく増やしてきた。一方で、同社単独での商品調達力には限界があり、増加する登録会員のニーズに対応する商品の品揃えが課題となっていた。

同社は、今回の業務提携により昭和リースの支援を得ることで、大きく商品数を増やすことができる。具体的には、商品のレンタル稼働率に応じて、年間数億円規模での商品調達が可能となる。その結果、会員数増加のボトルネックになっていた商品調達面での課題が解決され、事業の成長を加速させることができると考えている。

資金調達の目的

同社は、2019年10月から現在までにおいて、三菱UFJキャピタル株式会社(三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合)、株式会社新生銀行、株式会社みずほ銀行、他1社より、総額約2億円をJ-KISS型新株予約権又は借入にて調達した。
上記のとおり商品調達面での役割を昭和リースが担うことで、同社は、新規会員の獲得及びユーザー体験の向上に集中し取り組む。従って、今回調達した資金は、新規会員獲得のためのプロモーション活動、ユーザー体験を向上させるための運営・開発体制の強化に投資すると言う。