業績上位者と比較した自分のトークスキルを定量的に把握できるだけでなく、理由づけやデータ・事実情報の提示不足など具体的な改善点が提供できるため、口頭で指導するだけよりも研修への納得感が高く、新人の営業成績の改善が早いといった評価や、成績の伸び悩むシニア従業員への指導が楽になったとの評価をいただいていると言う。また、新人に向けた指導結果として、電話でのアポイントメント獲得率が64%から78%に上昇したという実績もある。
今回の資金調達により、業界平均値等との比較を可能とするアルゴリズムを開発することで、大企業だけでなく中小企業や部署単位でも初期開発費用無しで使える、より裾野の広いサービス展開を行う。主に地銀などを対象とした金融業界向けサービス「UpSighter for Finance(アップ・サイター フォー ファイナンス)」や、個人利用も可能なプレゼン・ピッチ解析SaaS「UpSighter for プレゼン!」をはじめとしたUpSighterシリーズの拡販、新たなUpSighterシリーズの開発を予定している。
・UpSighter for Finance: https://upsighter.com/F/
・UpSighter for プレゼン!: https://upsighter.com/P/
またコグニティはUpSighterをOEM提供しており、既にコンサルティングやソリューション企業5社がOEM活用した商品化を実現している。今後もコグニティはUpSighterのOEM提供を推進し、これまでコストセンターでしかなかった研修領域をプロフィットセンターに進化させたい企業の支援に取り組む。
UpSighterは、1on1 Meeting、採用面談、昇進試験など「人事領域」での利用も増えており、今後もこれまで蓄積したデータを活用して、各事業領域のパートナー企業との協業も含め、マーケットニーズに合わせたサービスを展開していくと言う。