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アサヒグループHD、農作物の凍霜害防止材開発の関西大発ベンチャーKUREiに出資

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アサヒグループホールディングス株式会社(本社:東京都墨田区、代表者:小路 明善)は、コーヒーの製造副産物である“コーヒー粕”を有効活用して持続可能な循環型社会の実現に貢献することを目指し、関西大学発ベンチャーとして過冷却促進物質の開発・製造事業を展開する株式会社KUREi(本社:大阪府吹田市、代表者:川本久敏)に資本参加することを発表した。

KUREi社は、関西大学化学生命工学部の河原秀久教授(KUREi社の取締役CTO)が10年以上にわたる研究で独自の開発に成功した「過冷却促進物質」を、幅広い領域で実用化することを目指して設立された関西大学発のベンチャー企業である。

今回、農畜産業をはじめとした幅広い領域で「過冷却促進物質」を実用化するノウハウを持つKUREi社への資本参加を通じて、“コーヒー粕”由来のエキスを用いた農作物の凍霜害防止材の開発を共同で推進し、食と環境に関わる社会的課題の解決を目指す。

具体的には、アサヒグループ内の飲料工場から排出されるコーヒー粕をKUREi社に供給し、これを主原料とした凍霜害防止材の事業化に向けKUREi社と共同で取り組んでいく。