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“食の海外流通プラットフォーム”を展開するepoc、食材の鮮度保持装置を展開するDENBA株式会社との資本業務提携を発表

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食の海外流通プラットフォームを展開する株式会社epoc(本社:東京都港区、代表取締役 佐藤信之、以下 epoc)は、空間水分子活性化技術を活用した食材の鮮度保持装置を展開するDENBA株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 後藤錦隆、以下 DENBA)からの出資を受け、業務提携契約を締結した。

epocは「食で世界をつなぐ」を使命に、食分野の海外流通プラットフォームを展開している。特に日本とタイにおいて、日本食材の調達から輸出入、現地での飲食店・小売・卸売販売までの一貫した流通網を自社グループ内で構築していること、現地での食材プロモーション等の実績が評価されている。

DENBAは、食材の水分子に電子微細振動を与えることで水分子を共振させ食材の細胞活性化を図ることにより、食材の鮮度を保ったまま冷蔵・冷凍・貯蔵ができる、独自の鮮度保持装置「DENBA+」を製造・販売している。

■資本業務提携の目的

epocは鮮魚を海外輸出するにあたり、これまで冷蔵状態で空輸をしていたが、高い輸送コストと鮮度のばらつきが課題となっていた。DENBAの鮮度保持装置の活用により、魚の鮮度を落とさず冷凍状態を保つだけでなく、船便等よりコストを抑えた手段での輸送を実現できる。これにより取引先の海外飲食店には、冷凍前と変わらない高鮮度な魚を、より低価格で提供することが可能となる。

またDENBAとしても、epocが日本国内で構築してきた自治体や産地とのネットワークを活用し、DENBA製品の国内導入を促進することを目指していると言う。

■資本業務提携後の展望

この度の提携によりDENBA技術を組み込んだepoc独自のサプライチェーン網を構築し、魚の鮮度を安定的に保った状態でタイ・シンガポールへ輸出していく。また、DENBAが中国国内で構築しているサプライチェーンを活用し、epocが取り扱う高品質な日本の鮮魚を、中国国内においても展開することを目指している。

epocは「食で世界をつなぐ」を基本方針に、今後もアジアをはじめとした世界各国に向けて日本の食を展開するプラットフォームを拡充していくと言う。