ワークシフトは、国内で唯一、海外関連業務に特化した総合型クラウドソーシングプラットフォームを運営し、世界159カ国、5.5万人以上の登録者を擁し、自治体・大手企業・大学などに対して、現地調査・多言語翻訳・Webマーケティングなどの業務でクラウドソーシングサービスを提供している。JTBは、2016年度に社外からの事業アイデアやリソースの積極的な活用による事業開発の加速を目的に、オープンイノベーションプログラム「JTB Accelerator 2016」を実施した。その結果、様々な分野から集まった124件の事業アイデアの中から訪日インバウンド領域での新たなソリューションサービス開発を実施するため、ワークシフト社との業務提携に至った。今回、ワークシフトは世界のクラウドワーカーを活用するノウハウを提供し、JTBと共に、外国人をターゲットとする法人を対象にした企業の受入環境整備や訪日外国人のマーケティングサービスの開発をおこなう。具体的には、IT技術を活用し現地のワーカーと直接つながることで、気軽にかつリアルな各国在住者の意識調査が可能となるJTBのアンケートサービスをサポートする。尚、JTBによる取り扱いサービスは順次拡大予定である。今回の取り組みに際しては、海外のクラウドワーカーへの交渉の手間、信頼性、納品物の品質に対する不安を払拭するために、JTBがワンストップで依頼を請負うと共に、ワークシフト内に蓄積されたノウハウをもとに登録済みの会員の中から、選りすぐりのワーカーを集め結成した、JTBオリジナルのワーカーチームである「チームJTB」が業務を遂行する。