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ローカルワークスが建築業界初の保証付き決済代行サービス「ローカルワークスペイメント」を提供開始

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株式会社ローカルワークス(本社:東京都品川区、代表取締役:清水勇介)は建築業界における施工報酬支払い時の決済代行及び、施工品質に対する瑕疵保証サービスを開始した事を発表した。
施工元請け事業者から下請け事業者に支払われる施工報酬を同社が専用の信託口座で預り、検収後、下請け事業者に対して速やかに支払いするサービスとなる。同社が預かった施工報酬を下請け事業者に日払いで支払うことも可能なため、職人のニーズに幅広く応えられるサービスと成っている。

同社を介して取引を行うことにより、下請け事業者の役務に対し、工事中及び工事後1年間に渡る工事瑕疵保証も無料で付加されるため、取引の安全性をより高める仕組みとなっている。

「ローカルワークスペイメント (Localworks Payment)」は2017年10月より取引顧客を限定した上でβ版を運営、既に数千万円の利用申込実績があることから、マーケットニーズが大きいと判断し、本リリースを行う事とした。

本決済代行サービスにより蓄積される決済データと取引データ、信用情報を組み合わせることにより、建築業界に特化したレンディングサービス(小規模事業者向け短期融資サービス)の提供も予定している。

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以下、ローカルワークス社より引用

52兆円の巨大市場である建築業界が抱える問題として、施工元請け事業者から下請け事業者への<施工報酬未払い>・<支払い遅延>が存在します。国土交通省の「建築工事紛争取扱状況(27年度)」によると、報告される問題の90%以上が金銭・工事瑕疵に関する問題(65%が金銭トラブル、27.5%が工事瑕疵)となっています。

問題が発生する構造的な要因として、建築工事には多数の専門工事が必要であり、多くの元請け事業者は多数の小規模施工会社・職人を下請け事業者として利用する必要があります。また、4次請けや5次請けのように工事依頼者(発注者)と末端の職人層の間には何社も介在する構造となっており、経営体力の乏しい中間小規模事業者の中には下請け事業者への支払いが出来なくなることも多く、連鎖倒産の要因となっています。このように、施工元請け事業者、下請け事業者両者にとって新規取引はリスクが非常に高く、既存取引も安心できない現状があります。
そこで当社にて、業界で初めて取引決済にエスクローサービスと瑕疵保証をパック化してサービス提供。取引に関わる全ての事業者に安心を提供する事で建築業界の健全な発展に寄与していきます。