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千葉大学病院が開発した「SHACHI」とイオングループの薬局が連携し、地域住民の健康をサポート

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千葉大学医学部附属病院(所在地:千葉県千葉市、病院長:山本 修一)と、イオン株式会社(本社:千葉県千葉市、代表執行役社長:岡田元也、以下「イオン」)は、地域住民の健康増進を促進するため、千葉大学病院が開発した地域医療連携システム「SHACHI(シャチ、Social Health Assist CHIba)」を2018年初頭より千葉県内イオン薬局28店舗にて導入を開始し、千葉県内のウエルシア薬局への導入を順次拡大していくことを発表した。

SHACHIは、千葉大学病院が開発した健康管理&情報共有アプリで、患者さんはスマートフォンなどを用いて医療関連の情報を閲覧し、ご自身の健康情報を管理できるシステムである。
医療・介護関連機関や家族間でも情報を共有することができる。
また、患者本人の同意を前提とし、医療機関は診療に関する記録を登録したり、他施設から記録も閲覧したりできるようになる。

千葉大学病院ではデータの自動登録を開始し、患者および地域の医療機関、介護施設等に対する情報提供を進める。
イオングループの薬局ではSHACHIに登録された情報を活用することで、重複処方の回避はもとより、一人ひとりの病状に合わせた服用相談など、かかりつけ薬局としての機能強化につなげる。

SHACHIは、総務省「クラウド型EHR高度化事業」に採択されており、システム間を連携する基盤を整備し、データの共有を進めることを目指しており、その一環としてイオングループと連携する。
今後も、医療機関、介護施設等との連携を進め、千葉市、市原市を中心とする患者さんが安心して療養できる基盤づくりを促進していく。