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生体親和性材料「MPCポリマー」開発ベンチャーのインテリジェント・サーフェス、資金調達を実施

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生体親和性材料「MPCポリマー」を開発する、東京大学発ベンチャーのインテリジェント・サーフェス株式会社(所在地:千葉県柏市、代表取締役:切通義弘)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の「研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップの事業化支援(以下SCA)」において、助成対象先に採択され、デクセリアルズ株式会社(所在地:東京都品川区、代表者:新家由久)、リアルテックファンドを引受先とした第三者割当増資により、SCAの助成金額と合計して、総額約1.5億円の資金調達を実施したことを発表した。

インテリジェント・サーフェスでは、最先端の生体模倣技術を駆使し、リン脂質と同様の成分を含む「MPC ポリマー」を開発している。

体内埋め込み型医療機器を「MPC ポリマー」でコーティングすると、医療機器表面が生体膜として認識されるため、生体反応の起きにくい医療機器開発が可能となる。

また、内視鏡などの医療機器表面では、タンパク質や血液が原因となる汚れが付着しにくくなり、メンテナンス性が大幅に向上する。

今回の資金調達を基に、デクセリアルズとの資本業務提携を通じて、医療機器や住宅設備、工業製品などの素材表面を「MPCポリマー」によりコーティングする技術開発を推進し、早期の製品化、事業化を目指していく。