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トヨタ部品三重共販とヤマト運輸が共同物流を開始

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トヨタ部品三重共販株式会社(本社:三重県津市、代表取締役社長:平田 裕二郎、以下「三重共販」)とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾 裕、以下「ヤマト運輸」)は、10月3日より、三重県内の一部のルートで両社の荷物の共同物流を開始することを発表した。

トラックドライバーの人手不足は物流業界のみならず、製造業にも大きな影響を与えている。全国で自動車を愛用している顧客へより良いアフターサービスを提供し続けるためには、安定した部品供給が不可欠であり、部品を供給する共販店においても、配送網の維持は大きな課題となっている。

一方、ヤマト運輸は全国に4,000箇所の事業所を有し、全国津々浦々に張り巡らせたネットワークで、宅急便をはじめとした輸送サービスを提供している。

今回、三重共販とヤマト運輸は、三重県内の一部の配送ルートにおいて、ヤマト運輸が事業所間で運行するトラックの荷台スペースを活用し、両社の荷物を混載して輸送する共同物流を開始する。遠隔地への配送ルートの一部をヤマト運輸のネットワークが代替することで、三重共販が手配するトラックは、従来よりも走行距離を大幅に削減でき、業務効率を飛躍的に向上することができる。
またドライバーの業務負担を軽減し、働く環境の改善にもつなげる。

2.概要
(1)取り組み内容
三重県内の配送の一部で、ヤマト運輸のトラックによる混載輸送を実施する。三重共販が手配するトラックの走行時間を削減するとともに、ヤマト運輸が事業所間で運行するトラックの積載率を向上する。

(2)開始日
2017年10月3日(火)より

(3)実施ルート
①「津-名張・上野」ルート
②「津-松阪」ルート

3.取り組みによるメリット
① 走行距離と時間の削減により、より多くの時間をお客様への配送に充てることできるようになり、1台あたりの業務効率高めることができる。
②ドライバーの業務負荷を軽減し、配送に従事するドライバーの働く環境の改善につながる。

4.今後について
今後は、重県内他地域での展開を検討していく予定である。