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日本能率協会、ジョリーグッドと共同で「VR食品安全人材育成ソリューション」を開発

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一般社団法人日本能率協会(東京都港区、会長:中村正己)と、株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介)は、共同で「VR食品安全人材育成ソリューション」を開発した事を発表した。

「VR食品安全人材育成ソリューション」は、ジョリーグッドのVRxAI人材育成ソリューション「Guru Job VR」をベースに開発されたもので、食品安全分野における国際規格「FSSC22000(Food Safety System Certification 22000)」(※1)の認証機関として国内認証件数No.1の実績を持つ日本能率協会の監修のもと、審査のプロの視点・ノウハウを活かした食品製造事業者への食品安全教育を、高精細VR映像のリアリティとVR空間の行動解析AIエンジンで実現するVR研修ソリューションである。

異物混入!食中毒!食品工場で起きるリスクへの対応をVRで体感!

「VR食品安全人材育成ソリューション」は、一般衛生管理、HACCP(※2)、食品安全の国際規格「FSSC22000」など、食品工場における食品安全の基準(やらなくてはいけないこと、やってはいけないこと)を、工場で働く方々がVR空間で体験し、学び、そして「気づき」を共有することができるVRソリューションとなる。

食品安全の国際規格「FSSC22000」の認証を取得することは、国内のみならず世界の流通・食品大手企業から食品製造事業者に求められている「国際基準」を満たしていることの証明となる。

「VR食品安全人材育成ソリューション」では、食品工場を再現したVR空間の中で、様々な原因で起こりうる異物やアレルゲンの混入、食中毒などのリスクへの対応を、各工場の現場の状況に合わせてリアルに研修をすることができる。また、「FSSC22000」の規格要求事項を満たした状態(あるべき姿)の食品工場を、高精細VRで見る事のより、「FSSC22000」が求める高いレベルを、食品工場で働く方々に「体感」していただくことができるほか、ジョリーグッド独自の行動解析AIエンジンを活用することで、VR空間における研修内容の分析や、業務改善も実現できるソリューションとなっている。

(※1)FSSC22000…
HACCP、ISO22000(HACCPの運用を内部監査やレビューを通じて管理する国際規格)をベースに、より具体的・確実に食品安全管理を実践するためのマネジメントシステム。世界規模で食品安全レベルを一定以上に確保することを目的としており、食品メーカーでの認証取得が進んでいます。
(※2)HACCP… 食品の製造から出荷までの安全を工程ごとに管理する現場管理の手法