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熱中の肖像

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登録者50万人、掲載イベント1万5000件超 ネットとリアルの融合により市場を拡大 / 熱中の肖像 インタビュー後編

株式会社リンクバル 代表取締役社長 吉弘 和正

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確実な実績に企業と自治体が協賛

サイト運営だけではイベントのノウハウが蓄積されず、イベント開催だけでは集客力と全国展開ができない。この制約を克服するには2つを手がけることだが、該当する有力な事業者が存在しなかった。このことは協賛の獲得にも関係する。イベントに協賛する企業も自治体も実績を重視するから、IPOはきわめて有力な材料になった。

リンクバルが街コン市場で独走できた背景には、いわば競合の不在も挙げられる。吉弘氏は「運が良かった」と話すが、設立以前の個人創業時から、市場性とビジネスモデルを見通せたのだろう。

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街コンサイトジャパンの登録者は50万人、掲載イベント数は年間1万5000件を超えた。しかも、まだまだ天井を打ちそうにない。吉弘氏によると「20代~40代の独身者は1000万人以上。サイト登録者は50万人だから、独身者の20分の1にすぎない」。さらに60代以上のシニア市場も開拓する方針だ。

設立以来大切にする「基本」「情熱」「成長」の3原則

当面の課題は3つある。第1にエリアの拡大である。街コンなどのイベント開催エリアは、事業所がある東京、大阪、北海道、名古屋、福岡が中心だが、東北をはじめ中四国、沖縄など全国各地に広げる。第2に、サイトへの掲載イベント数の拡大。そして第3に、サイトのカテゴリーを増やし、たとえば自分磨きなどのコンテンツを拡充させる。

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同社は昨年末に設立5年目を迎えたばかりである。この間、大切にしてきたことは3つあるという。何事も基本を大切にすること。情熱をもつこと。成長を意識すること。

41歳で起業して現在46歳の吉弘氏が若い経営者に望むことは、「若い経営者が成功して浮かれてしまうのは仕方がない面もあるが、良いときも浮かれず、悪いときも悲観せず、情熱と成長への意欲をもって淡々と前に進んでほしい。IPOをめざすなら、社会への責任をもつことを強く意識してほしい」。

インタビュアー

経済ジャーナリスト

小野 貴史

KSG

ヴァイスプレジデント

関 幸四郎

前編はこちら >> 設立3年半で東証マザーズに上場   ネットとリアルで街コンを独走する

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