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熱中の肖像

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収益源はサービス課金とネット広告 今後は物流と金融機能を付加する / 熱中の肖像 インタビュー後編

株式会社オークファン 代表取締役 武永 修一

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プロファイリングをベースに人的ネットワークを拡大

武永氏が豊富な人的ネットワークを築いたのは、趣味でもあるプロファイリングがベースになったようだ。

「この人にはこういうニーズがあったなとか、これはこの人に聞いたほうがいいなとか、こまめにメモしている。だから何か相談を受けたら『その話だったらAさんとBさんだ』とフェイスブックで紹介したり、以前から地道にやってきた。こうした行動が広まって、色々な情報のハブになってきた。プロファイリングが好きなことが、僕個人の強みになったのかなと思う」。

周囲からは「すべてにフラットで何事にも等距離で話を聞いてくれると思って欲しい」。武永氏は、エンジニア出身でも営業マン出身でもなく、あるいは組織マネジメントの専門家でもない。だから何事にもこだわりがなく「何でもちょっと知っている素人」なのだが、この特性は時流の察知に有利に働きやすい。上場後の展開はその結果なのだろう。

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2019年9月期の目標は売上高50億円、経常利益15億円

同社の15年9月期の売上高構成比でサービス課金収入50%、ネット広告収入29%、マーケティング支援収入21%が示すように、収益の源泉はメディアである。300億を超えるBtoCとCtoCの取引データに、1500万人のユーザー。ここにNETSEAのマーケットプレイスが加わり、売買情報を得てブロックトレーディング取引できる場がされた。メディア、マーケットプレイス、法人向けソリューションの3事業を複合させ、16年9月期に売上高21億100万円(39・4%増)、経常利益2億5000万円(44・7%増)、成長加速フェーズ2年目の19年同期には、それぞれ50億円、15億円をめざす。

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ベンチマークしている企業はエムスリー、MonotaRO、アスクルなど。いずれも新市場を創出した企業で、武永氏も一般消費財のサーキュレーションエコノミー市場の創出に向かっている。

最後に、後につづく若き経営者たちにご自身のご経験をふまえてアドバイスをいただいた――。

「悩みがあれば目上の経営者に気軽に相談することが大事。その際、得意分野についても知ったかぶりをしないで謙虚に臨むこと。それから、若い経営者を取り込んで利用しようと目論む人もいるから注意すること。最低10人に会えば、客観的にやるべき事が見えてくる」。

インタビュアー

経済ジャーナリスト

小野 貴史

KSG

ヴァイスプレジデント

関 幸四郎

前編はこちら >> サイトの月間訪問者数1500万人 3事業でサーキュレーションエコノミー市場へ

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