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シグマクシスと米DataRobot社、日本初のコンサルティングパートナー契約を締結

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株式会社シグマクシス(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:倉重 英樹)とDataRobot, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Jeremy Achin)は、DataRobot社が提供する機械学習プラットフォーム「DataRobot」の国内企業への展開における、日本初のコンサルティングパートナー契約を締結した事を発表した。

AI(人工知能)を活用した生産性向上、新たなビジネスモデル構築に対する期待が高まる中、多くの企業でAI導入の取り組みが始まっている。中でも機械学習は、「カードのローンデフォルト予測」「マーケティング離反予測」「製造業における製品メンテナンス予測」「人事」といった様々な領域において、大きな成果が確認され、注目が集まっている。

しかしながら、機械学習を活用して成果を出すためには、高度な知識や経験に裏打ちされた専門性の高いデータサイエンティストが必要となっており、人財不足の企業においては、ニーズはあっても機械学習の導入に取り組めないのが実情となる。データサイエンティストを採用している企業においても、データのマネジメント、モデルの作成、さらに環境構築に多くの時間と労力を要するため、市場の変化に対応したスピード感のある導入がままならない、という問題に直面している。

「DataRobot」は、機械学習におけるモデルの作成と実環境への配備を自動化するプラットフォームとなり、計算機科学に関する高度なスキルがなくても、ニーズに合った高精度なモデルを簡単に利用することができるため、データサイエンティスト不足の解決に大きく貢献する。さらに、自動作成したモデルをワンクリックで配備し、シームレスに運用できるプラットフォームとして、機械学習活用までのリードタイムを大幅に短縮するため、データサイエンティストが、業務課題の発見・定義、施策立案・検証等、本来期待される仕事に集中できるようになる。

シグマクシスは、これまで顧客企業に対し、様々なデータおよびAIプラットフォーマーとの連携のもと、ビッグデータ、AIを活用したコンサルティングを行ってきた。具体的には、保険業界に対するマーケティング施策立案・実行支援、不動産業界に対する営業活動支援、製造業に対する生産ライン歩留まり改善といった多様な領域において、AI活用の実績を積み重ねている。

シグマクシスとDataRobot社はこれまでも協業を行っていたが、今回の契約締結により、DataRobot社はシグマクシスに自社製品の最新情報や事例情報、そして技術トレーニングの提供が可能となる。シグマクシスはこれらの情報を活用し、顧客企業の事業ニーズの掘り起し、「DataRobot」活用シナリオのプランニングと検証、導入支援、および導入後のトレーニング提供を通じて、持続的な成果実現を支援していく。さらに、自社での活用を通じて「DataRobot」の新たな事業活用に向けたケース開発にも取り組んでいく。