Nextremerは、設立当初から、「AIと人との協業」というコンセプトのもと、AIテクノロジーを活用した対話システムの研究・開発に取り組んでおり、高度な自然言語処理機能を有するマルチモーダル対話システム「minarai」を提供している。独自で開発した深層学習をベースに、各業界に特化したシナリオデータベースを組み合わせ、応答精度の高い対話システムの開発を行っている。今回の資金調達により、コミュニケーション分野でのさらなる事業拡大をめざすほか、モビリティやロボティクス分野での適用を開拓するためのマーケティングに活用するなど、成長の次のステージに移行するための諸活動を強化していく。また、人と協業するAI対話システムの研究・開発会社として、サービスの更なる向上を図るとともに、少子高齢化社会における労働人口減少などの課題解決に向けたAI対話システムの社会実装モデルの構築を実現していく。なお、INCJからの成長資金の拠出とともに、同社のマネージングディレクターである鑓水英樹氏を社外取締役として派遣されることになっている。