企業が保有する膨大なデータの処理をAIが行うことで、データのパターン特定や意思決定を支援する。今回の追加資金により、Appierは既存のAIソリューションを拡充する。また、ビジネスを支援する新たな機能を追加することで、AIをビジネスに活用したいと考えている企業を支援する。さらにAppierは、この投資を世界各国の優秀な人材の雇用に活用する。同時に、台湾だけでなくシンガポールなどの市場におけるエンジニアリングやAIの研究開発機能を充実させ、現在進出しているアジア地域でのビジネスの増強を図る。Appierは、AI(人工知能)テクノロジー企業として、企業や組織の事業課題を解決するためのAIプラットフォームを提供している。Appierは、2012年に設立、社員の多くはAI、データ分析、分散処理システム、マーケティングの経験を有するコンピューターサイエンティストとエンジニアによって構成されている。Appierは台北に本社を置き、東京、大阪、シンガポール、シドニー、ホーチミン、マニラ、香港、ムンバイ、デリー、ジャカルタ、ソウル、クアラルンプール、バンコクのアジア全域に計14の拠点を構え、1,000を超える世界中のブランド企業および代理店にサービスを提供している。