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アットホームとライナフが業務提携

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不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、取締役社長:鶴森 康史)と、不動産管理向けシステムの開発などを展開する株式会社ライナフ(本社:東京都千代田区、代表取締役:滝沢 潔)は業務提携し、AIによる音声認識で物件確認の電話に自動で応答できるサービス「スマート物確」を、アットホームの加盟・利用不動産店に対して9月27日より、提供を開始することを発表した。

本サービスは、管理会社における「物件確認」(仲介会社が顧客に物件を紹介する際に、事前に物件の成約状況や紹介の可否を管理会社に確認すること)の応対業務を、よりスマートに行えるようにするものである。

管理会社は物件ごとに回答項目と文章を設定、仲介会社が物件確認専用の番号に電話をかけると自動アナウンスが流れ、物件名を声に出すとAIが音声認識によって物件を特定し、その物件の情報を自動で応答する。
これまでにも他社では、ダイヤルで賃料などをプッシュすることで物件を特定して自動応答するサービスはあったが、AIにより物件名での音声認識を実装することで応答時間を短縮することができ、賃料等の条件の変更があった場合でも物件名によって特定することが可能である。

このサービスによって、管理会社は日常の電話対応にかかる業務負担が軽減され、業務効率の向上・コスト削減につながる。また、営業時間外も24時間対応が可能なので機会損失を防ぐことができ、仲介会社や入居希望者にとってもメリットとなる。さらに、問合せ状況が「見える化」されるため、物件の分析やマーケティングに活用することも可能になる。

アットホームでは今後も、このような管理会社や仲介会社の業務効率化を支援するためのサービス開発に注力し、積極的に展開していく予定である。