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TISとOUVCが、AI×FinTechのベンチャー株式会社エルブズへ出資出資額は総額8,450万円

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大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明、以下「OUVC」)を無限責任組合員とする、OUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)と、TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下「TIS」)、個人投資家/国立大学法人大阪大学大学院基礎工学研究科教授石黒浩氏、個人投資家/同特任講師小川浩平氏、個人投資家/株式会社Gunosy取締役 最高財務責任者(CFO)伊藤光茂氏は、AIとFinTechを活用したビジネスを行うベンチャー企業である株式会社エルブズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中秀樹、以下「エルブズ」)へ共同出資したことを発表した。出資額は総額 8,450万円。

エルブズは、「社会性を持つAI(人工知能)で幸せを提供する」をビジョンとして掲げ、今後急速に増加する高齢者に寄り添うコミュニケーションサービスの提供を目指しているベンチャー企業。エルブズは、「Agents of Socialization(社会性エージェント)®」技術※1を用いた「御用聞きAI®」サービスの提供、広告配信、技術教育、システムコンサルティングサービスなどを事業としている。

エルブズでは、2016年3月のシードマネー※2に加え今回の出資により、ベンチャー企業の革新性やネットワークと、システム・インテグレータの総合力、大学の研究成果およびVCの資金力を融合し、迅速なビジネス立ち上げを行っていく。
今後は、「御用聞きAI®」の複数地域での利用を推進するほか、「Bluetooth(ブルートゥース)を利用する独自の決済ソリューション」や、ふるさと納税などを地域に還流し過疎地域経済の活性化をめざす「電子地域通貨エルブズコイン」を展開していく。エルブズコインは「御用聞きAI®」上で動作する独自決済ソリューションを活用し、店舗側端末に専用アプリをダウンロードするだけでレジ端末として利用可能できるため、過疎地域において安価に導入できる点が特長である。

※1 「Agents of Socialization(社会性エージェント)®」技術:AIが社会に存在する具体的なアクターの代理人(エージェント)として、利用者と対話を行う基盤技術。IoTや機械学習、自然言語処理といったさまざまな要素技術を包含している
※2 シードマネー:ベンチャー・ビジネス創設のために当初投入される資本のこと