また、上記の第三者割当増資に加え、金融機関から約1億円の融資を実行した。
資金調達の目的
シナモンは、ホワイトカラーの生産性を抜本的に改善する社会の実現へ向けて今回の資金調達により以下の点を中心に強化していく。
・高度な人材(特に海外における専門性の高いAI人材)の登用
・強固な株主体制を構築することで、シナモンの社会的な信用力の向上及びネットワークの強化を実現し、成長を加速
・AIプロダクトの基盤技術・ユーザーインターフェースの強化
・より高度な技術ときめ細かいサービスを提供するための組織体制強化(日本及びベトナム)
・人工知能プロダクトの新領域開発(音声認識など)へのR&D投資
引受先一覧
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合(無限責任組合員:SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区六本木1-6-1、代表取締役:川島克哉))
SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合(無限責任組合員:SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区六本木1-6-1、代表取締役:川島克哉))
FFGベンチャー投資事業有限責任組合第1号(無限責任組合員:株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(本社:福岡県福岡市中央区大手門1-8-3、代表取締役:福田知))
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区霞が関3-2-5、代表取締役社長:菊地哲)
Sony Innovation Fund
TIS株式会社(本店:東京都新宿区西新宿8-17-1、代表取締役社長:桑野徹)
融資元一覧
株式会社みずほ銀行
株式会社三井住友銀行
株主からのコメントは以下
株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
「AIベンチャーの競争優位性の源泉であるAI技術者を高いレベルで採用できる組織体制とそこから生み出される精度の高いAIプロダクトを高く評価させていただきました。また、金融業界においても、シナモン社が持つ技術力の高いAIプロダクトは、預金・為替・融資と幅広い分野で適用できると考えられ、金融業界における抜本的な業務改革を期待しています。」
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
「AI領域は、優秀なAI技術者の確保と育成が重要なファクターですが、シナモンは、日本国内のみならずベトナムの優秀なAI技術者を大量に採用し教育するスキームを構築しています。CTCは、同社の国内外のコンテストにおける数多くの受賞歴や実データを用いた検証、ベトナムの研究開発拠点の現地確認を通して、シナモン社の「Flax Scanner」がAI-OCRのビジネス領域で国内トップクラスの技術であると確認し、安定的なサービスと更なる技術力の向上を確信しました。CTCが推進するRPAビジネスとの親和性も極めて高く、協力してビジネスの拡大を図っていきます。」