印刷を行う現場では、入稿データを印刷した際に、印刷物のフォントを始めとしたデザインが入稿データと一致しない場合があり、単純なパターンマッチングなどの技術を用いた自動検査システムでは、その微妙な違いのみを検出することができず、人による目視検査が必要となっていた。本業務提携では、Ristの独自技術である人工知能技術Deep Learningを用いた比較検査システムと、凸版印刷の持つ印刷物の検査ノウハウを組み合わせることで、印刷物検査を自動化し、検査負荷を低減させることを目指す。またRistはこの提携で培った比較検査のノウハウを、印刷業以外の半導体分野や製造業の目視検査分野へも展開していく予定となる。