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AIソリューションの開発を手掛けるハカルス、総額1億7,000万円の資金調達を完了

  • feedy

スパースモデリング技術を応用したAIソリューションの開発を手掛ける株式会社ハカルス(本社:京都市中京区、 代表取締役:藤原健真)は、 第三者割当増資を実施し2018年7月12日に総額1億7,000万円の資金調達を完了した事を発表した。 これにより、 本日までの累計調達額は2億7,000万円となる。

今回、既存株主および新規引受先を含めた5社より資金調達を実施した。
引受先は下記

・株式会社エッセンシャルファーマ
・大原薬品工業株式会社
・株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
・みやこキャピタル株式会社
・株式会社メディフューチャー

調達した資金は、 医療分野の課題解決を行うAIソリューションの開発体制強化に充当する。
この度の新規引受先は、 いずれも創薬・医療・介護・ヘルスケアに関わる企業であり、 今後は各社を事業パートナーとして現場の課題抽出、 検証、 導入までを一貫して行う形で、 新しいAIソリューションの共同開発に取り組んでいく。

大原薬品/エッセンシャルファーマ/メディフューチャーについて
大原薬品工業株式会社、 およびその関連会社である株式会社エッセンシャルファーマ、 株式会社メディフューチャーは、 オーファンドラッグの開発、 ジェネリック医薬品・APIの製造販売、 ベンチャー投資等を手掛けており、 特にアンメットメディカルニーズに応えるべく事業を推進している。今回の出資を通じて、 医療機関と医療従事者に向けた包括的なAIソリューションを共同開発し、 AIによる診断・治療支援の事業化を共同で行っていく。

ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドについて
ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドは、 神奈川県等が推進する健康寿命の延伸と新たな市場・産業の創出を目指すヘルスケア・ニューフロンティア政策の一環で企画されたVC(ベンチャーキャピタル)ファンドである。今回の新規引受先である株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズは、 2017年10月に当ファンドのGP(ジェネラル・パートナー:無限責任組合員)として採択され、 2018年3月に出資金総額11億5,000万円で当ファンドが組成された。

ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドの特徴は、 「資金提供」のみならず、 キャピタルメディカグループの支援先医療機関や高齢者施設、 さらに神奈川県等も連携して「場の提供」をもって成長支援ができる国内初のVCファンドである点である。

みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合について
既存株主である、 みやこキャピタル株式会社は、 京都大学関連の研究成果・知的財産の事業化促進を推進し、 京都大学に関連する研究者・OB 人材等や京都大学をはじめとする全国の研究機関等における最先端技術を利活用するベンチャー企業へ対する投資・経営支援を行う「みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合」を設立し、 運営を行っている。

みやこキャピタルは、 2013年12月に京都大学より「京大ベンチャーファンド 2 号」の運営民間事業者としての認定を受けて以来、 京都、 東京及び米国シリコンバレーを拠点に、 革新的な技術シーズやビジネスモデルに基づきグローバル展開を目指す将来性有望なベンチャー企業に対する投資と「真のハンズオン支援」を行う新しいスタイルのベンチャーキャピタルとして積極的な投資事業を展開している。