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財務分析AI開発のゼノデータ・ラボ、慶応イノベーション・イニシアティブなどから資金調達を実施

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経済ニュースや決算情報をAIで解析し、企業の業績への影響を予測するSaaSサービス「xenoBrain」(ゼノ・ブレイン)を開発する、xenodata lab.(本社:東京都渋谷区、代表取締役:関洋二郎)は、慶應イノベーション・イニシアティブ、第一生命保険、時事通信社、ジャパンインベストメントアドバイザー、ナントCVCファンド等、合計13社および藤野英人氏(レオス・キャピタルワークス代表取締役社長)等4名の個人を引受先として、第三者割当増資により総額7.8億円の資金調達を実施したことを発表した。

「xenoBrain」は、ダウ・ジョーンズを始めとする過去10年分、30万本超の記事に含まれる過去の経済事象の連関から企業の利益影響をAIが自動で分析し、業績予測を行うサービスである。

経済ニュースの因果関係を可視化し、上場企業の決算短信や有価証券報告書の解析結果と組み合わせることで、経済にまつわる出来事があったとき、その前後にはどんな出来事が発生し、上場企業の業績がどのように変化するかを予測することが可能である。

今回の資金調達は、「xenoBrain」の機能・コンテンツ拡充を主な目的としている。
「xenoBrain」の分析対象ニュースの大幅拡充やサプライチェーン分析といった機能開発を行い、一般の事業会社などを含む、より幅広いシーンでの企業分析・経済分析の業務効率化を実現していく。

また、今回の調達により、ゼノデータ・ラボのエクイティによる累計調達額は10億円となる。