アジラは、創業から四年、多くの企業と協業した中で、市場のニーズに適合したAI技術の開発を進めてきた。今回の資金調達は、さらなるAI開発体制の強化のため、ビジネス部門、コーポレート部門の組成を推進していくことで、安定した事業基盤を構築することを目的としている。具体的には、非定型の手書き文字認識を可能にしたAI-OCR「ジジラ」をより多くの顧客に利用される水準にレベルアップさせ、OCRサービスを単なるOCRで完結させないよう新たな付加価値を生み出していくことを目指す。また、2019年にエッジ(FPGA)への実装が可能となった行動認識技術の高度化を図ることで、エッジ内での自動学習、推論モデルの自動切り換え機能を実現していく。