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RistがAI事業のさらなる拡大を目的に、京セラコミュニケーションシステムを引受先とした株主割当増資を実施

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株式会社Rist(本社:東京都目黒区 代表取締役社長 藤田 亮、以下Rist)は、京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬 善仁、以下KCCS)を引受先とした4億2,000万円の株主割当増資を実施した。これによりAIエンジニアの採用を積極的に進め、AI事業のさらなる拡大を目指す。

Ristは、「人類の感覚器官に、自由を取り戻す」をミッションに、AIのDeep Learningの技術を使うことにより、これまでヒトが眼や耳を酷使してきた検査・解析業務から人々を自由にすることを目指す会社である。企業としての基盤を固め、事業の拡大を促進すべく、2018年12月に京セラコミュニケーションシステムの完全子会社となった。

近年AI技術のニーズがますます高まる中、Ristは2D(画像)検査システム「Deep Inspection」と、3D(モノ・空間)点群データの認識システム「Deep Mesh」を応用し、クライアントのニーズに合わせたカスタムメイドのAIを提供することで、製造業向けAIの国内シェアナンバーワンを目指している。
その上で、Ristが最も重視しているのが人材だ。革新的な技術を生み出し、人々に使ってもらうサービスを提供するのは人である。市場ニーズの高まりに伴う急激な事業拡大に対応するため、優秀な人材の確保は、現在直面している大きな課題でもある。
今回の増資金は、優秀なAIエンジニアをはじめとする人材を確保するための採用活動や、大幅に見直した競争力のある報酬体系、より働きやすい職場環境の形成に向けたオフィス空間の整備などに充当する予定。

RistとKCCSは、本増資を通じてAI関連事業のさらなる拡大を図るとともに、製造ラインにおける検査・解析業務の負担軽減、現場の人材不足を解消する検査の自動化普及に貢献していくと言う。