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ニューラルポケットとクオリカ株式会社が、マーチャンダイジング業務の推進で提携

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ニューラルポケット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:重松路威、以下ニューラルポケット)と、TISインテックグループのクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:辻本 誠、以下クオリカ)はMD(マーチャンダイジング)業務のさらなる効率化に向けた業務提携を開始。

本協業では、ニューラルポケットが提供するAIによるファッショントレンド解析サービス「AI MD」と、クオリカの提供する流通・サービス業界のファッションアパレル企業向けMD支援システム「MDSS(Merchandising Decision Support System)」の相互連携に向けて、合同でのサービス・ソリューション開発の検討をスタート。
消費者の購買行動の多様化から、MD業務は複雑化しており、これまで以上の対応スピードと多角的な視点が求められている。

ニューラルポケットの「AI MD」を用いたファッショントレンド解析は、これまで多くのアパレル企業で採用をされ、現在、全国2,000店舗を超える拠点の企画商品に活用されている。企画商品のプロパー消化率はこれまで、例年実績に対して平均で10%ポイント高いプロパー消化率実績を残し、顧客企業の収益向上に大きく貢献している。

クオリカでは、25年にわたり培ってきたMD業務支援のノウハウを活かし、業務精度向上と効率化を目指して、これまでもAIを活用した実証実験へ積極的に取り組んできた。こうした経験を踏まえ、ニューラルポケットの持つAI技術を活用し、アパレル企業が個社で持つデータ分析や需要予測の枠を超え、ファッション市場全体の中立的なトレンド解析も加えた新業務モデルの確立を目指す。

本提携を通じ、「AI MD」に基づくトレンド把握と、「MDSS」に基づく在庫管理、アイテム・品番・SKU(在庫最小管理単位)レベルでの売れ行き解析・アクション提案を融合することで、情報収集、商品企画、消化状況把握、在庫・収益管理といった一連のアパレルMD業務を、一気通貫で効率化・デジタル化する提案が可能になると言う。