しかし現在のWEBサイトや広告では顧客に一方的な情報提供しかできておらず、本来顧客が求めているアイテムやコンテンツをヒアリングした上で個々の嗜好にあわせて提供することが困難だった。
それによりWEB上のCVRが低迷、一方的な広告に対する顧客の不満などが課題となっている
ジールス社とシルバーエッグ社は、両者のサービスを連携させたソリューションを提供することによって、この課題の解決を図っていくと言う。
ジールス社はチャットコマース業界最大規模の2億を超える会話データを保持。
それらの会話データをAIによって解析改善していくことで、チャットボットをよりリアルな販売者に近づけた。
また顧客の回答データを元にpush配信を行うbotCRMにより、中長期的なやり取りの中で購買を生み出すことが可能になった。これによりWEBでは対応出来なかった顧客層の対応や販売の難しかったアイテムの購買をチャット上で完結させられるソリューションを実現。
シルバーエッグ社「アイジェント・レコメンダー」は、月間平均1億1千万クリック、同671万件以上のコンバージョンを生み出し、AIによって自動化されたリアルタイムのユーザー行動分析で、ひとりひとりに最適なアイテムをレコメンドすることを可能にしている。
「ジールス」と「アイジェント・レコメンダー」の連携により、WEB上の行動データとチャット内の会話データの紐付けが可能になった。それにより顧客ひとりひとりのWEB行動データを元にチャット上でヒアリングを行い、アイテム・コンテンツの提案、push配信のタイミングまでを最適化することに成功。
この機能連携により、チャットを介して企業から顧客へよりプロアクティブな提案を行うことができ、botCRMをより強固なものとすることで、企業が抱えるCVRの低迷と顧客が感じる広告の不満などの問題を解消すると言う。