■資金調達の目的と今後の展開今回調達した資金は、「AIチャットボットのKARAKURI」から、カスタマーサポート(CS)業務のデジタル革新 を起こす「CS Automation & Optimization のKARAKURI」への進化を実現するために、組織体制及び開発の強化に充当する。カラクリは創業以来、正答率95%保証のAIチャットボット「KARAKURI chatbot」、FAQページを自動生成&最適化するAI「KARAKURI SmartFAQ」などを提供し、CS業務の人手不足解消やLTV向上等に寄与。これまで メルカリ、WOWOW、SBI証券、ニッセン、蔦屋家電、GMOペイメントゲートウェイなど数多くの企業に導入いただいていると言う。サブスクリプションモデルが拡大し、継続的なサービス利用や購買を促進するための顧客視点に立った製品・サービスの提供が重要視される中で、カスタマーエクスペリエンス(CX)向上は、益々、企業の重要な経営課題となった。今後、顧客対応の領域においては、従来のマーケティング・プロモーションに加え、カスタマーリテンションをテクノロジーにより強化することが重要になると予想される。カラクリはCS向けAIソリューションの幅を拡げることで、労働人口の激的な減少による労働力を補完するとともに、一社でも多くのCX向上経営を支援して行くことを目指していくと言う。